Foreign Hands(フォーリン・ハンズ)
『Bleed The Dream(ブリード・ザ・ドリーム)』

デラウェア出身のメタルコア・バンドのフル・アルバムとシングルを合わせ6枚目となるEP。00年代を象徴するジャンルであるメタルコアとスクリーモを現代風にブラッシュ・アップさせたサウンドが、このForeign Hands(フォーリン・ハンズ)の特徴だ。

スクリーモの叙情的なメロディーに、絶叫と怒声ともとれる感情のスクリーム、狂ったような勢いの重厚なメタルギター、ブラストビートからブレイクダウンに変わっていく変幻自在のドラム。まさにメタルコアとスクリーモのいい部分を融合したサウンド。

私の人生は中断され、私の心には疑問が残ったとか、絶望感をポエティックに仕立てた歌詞からは、スクリーモのバンドにあった叙情的で奇異な美しさを再現している。

自分が生きたことのない時代の過去を懐かしむ感覚という意味の“anemoia(アネモイヤ)”が象徴している通り、00年代の流行り廃れてしまったサウンドとノスタルジーを、バンド・コンセプトに掲げているように思える。メタルコアとスクリーモの折衷スタイルというサウンドは、流行り廃れてしまったジャンルだけに、かなりの異彩を放っている。