New World Man(ニュー・ワールド・マン)
『The Beast Is Back(ザ・ビースト・イズ・バック)』

ニューヨーク州ハドソンバレー出身の、マスコア・バンドの2作目のEP。Pain of TruthとLife’s Questionのヴォーカル、リッジ・ライン、Regulateのギター、マイケル・ボッティ、Invokeのベース、ジェイバード、Invokeのドラム、ヒース・ロギオヴィーノによる豪華メンバーで、クロスオーバー・スラッシュから、ニューヨーク・ハードコア、スラッシュ・メタルにプログレなどをぶち込み、カオティックにシェイクしたサウンド。アラビアンなメロディー、プログレのリフ、ファンクやハードロックのギターなどが万華鏡のように目まぐるしくフレーズが入れ替わる壮絶テクニックのバンド。

『野獣が帰ってきた』というタイトルで、「殺人の世界に閉じ込められて」や「正義の殺人開始」など、ターミネーターのような近未来の世界を歌っている。フランク・ザッパのような80年代のノスタルジックで技巧的なプログレを、現代のマスコアと融合したハイブリットなサウンド。かなり個性的で素晴らしい。