ドイツのモーゼルエリア出身のビートダウン・ハードコア・バンドの2021年に発表されたデビュー作。
Nasty(ナスティー)やWords of Concrete(ワーズ・オブ・コンクリート)、Cold Hard Truth(コールド・ハード・トゥルース)から影響を色濃く感じるユーロ・ビートダウンハードコア。
ミドルテンポのビートダウン・ハードコア中心に、スピーディーなハードコアな曲や、低くドスの効いた怒声、バリバリ響くノイジーなギター、連続で落とすビートダウン、ブラストビートなど、低音にこだわったハードコアの凶悪な迫力ある部分だけを集め、ギャングのような悪の匂いがするサウンド。
歌詞は、「お前が俺の拳を挑発するような人物だ~クソ野郎! 俺を困らせるために~俺の怒りは日に日に高まっている」や、「このクソみたいな人生!」など、嫌いや奴への怒りを歌っている。
警官を打ちのめすパーカーを着た犯罪者のアルバム・ジャケットといいい、王道を行くビートダウン・ハードコアなのだ。