AMERICAN HARDCOREアメリカン・ハードコアについて(総集編)

ハードコアの終焉

1985年には、ワシントンDCでレボリューション・サマーというルネッサンス革命が起き、ハードコア・シーンは新しく生まれ変わる。レーガン大統領の2期目が始まった1986年、Black Flag(ブラッグフラッグ)とDead Kennedys (デッドケネディーズ)が解散。アメリカン・ハードコアは衰退し、一つの時代が終わる。


ハードコアは、1990年代に入り新世代のバンドたちによって、シアトルではグランジ、カルフォルニアではメロコア、ワシントンDCではエモ/ポストハードコア、ニューヨークではニュースクール・ハードコアなどに細分化し、一部はメインストリーム化していく。

出典:Culture trip

1980年から1986年までのD.I.Y精神やストレート・エッジなどの独特な思想、アンチ・ロックスター像などは、新世代のバンドたちによって、Weezrer(ウィーザー)のエモやEarth Crisis(アース・クライシス)のヴィーガン・ストレート・エッジなどにブラシュアップされ、ハードコアの遺産は受け継がれていく。
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