False Alarm(フォルス・アラーム)『Demolition Time(デモリション・タイム)』 (2025)
フロリダ州オーランド出身のオールドスクール・ハードコア・バンドのデビューEP。Agnostic Front(アグノスティック・フロント)やSheer Terror(シアー・テラー)、Poison Idea(ポイズン・アイデア)などのバンドからの強い影響を受けたニューヨーク・ハードコアのオールドスクール・タイプのサウンド。
ノイジーな低音で太くアグレッシブなギター、乾いた音の性急でスピーディーなドラム、ハスキーで野太い怒声のヴォーカル。そこには地鳴りのような低音の重圧的怒号と、挑発的で激しい怒りに満ち溢れている。
歌詞は移民税関捜査局(ICE)への批判や現在の政治情勢、友人を支え、ストレートエッジなどについて歌っている。「Smash The Ice(スマッシュ・ザ・アイス)」では「また人種差別的な考えを持つ偏屈者が現れた。お前のくだらないバッジも、お前の立場もクソくらえだ。」と歌い、「Solace(ソラス)」では「このクソみたいな状況にはもううんざりだ。ついに我慢の限界だ。」と歌っている。
まさに移民の抑圧に抗うラディカルなハードコアといった内容で、闘争心むき出しの政治性が魅力のバンドなのだ。