Straight Edgeストレートエッジ・シーンについて

 
D.C.: SNEAKERS…ではストレートエッジの始まりについて紹介。当時10代であったIan MacKaye(イアン・マッケイ)が結成したバンド、THE TEEN IDLES(ザ・ティーン・アイドルズ)が、未成年でもライヴハウスに入る方法として未成年の手の甲にマジックでバツ印(×)印を付けることを提案。以来、手の甲のバツ印は、反アルコールと反ドラッグのシンボルとなった。

出典:PUNKNEWS.ORG
そしてストレートエッジの第一人者で、その後のバンドたちに多大な影響を与えたマイナースレットを紹介したMINOR THREAT : STRAIGHT EDGE…。MINOR THREAT(マイナー・スレット)が81年に発表したEP、『MINOR THREAT』のなかの“Straight Edge (ストレート・エッジ)”と、同年発表のEP『In My Eyes』のなかの“Out Of Step (アウト・オブ・ステップ)”との2曲から、ストレートエッジに対する思想やアティテュードが生まれた。その歌詞は、“ Straight Edge”では“ don’t even think about speed That’s something I just don’t need”<俺は薬の事すら考えちゃいない俺には全く必要ない物なんだ>と歌い、“ Out of step”では“Don’t smoke Don’t drink Don’t fuck”<俺はタバコを吸わない、酒も飲まない、ファックもしない>と歌った。この歌詞によって、ハードコアにストレート・エッジが生まれた。

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ストレートエッジ思想が最初に波及したBOSTON : THE KIDS WILL HAVE SAY…ボストン・ストレートエッジ・シーンについて。ボストンでSSDやDYS、NEGATIVE FX(ネガティヴ・FX)など複数のバンドがマーイナースレットの歌詞に共鳴し、シーンとして確立した。DCではマイナースレット単体だったが、ストレートエッジが複数のバンドたちによるシーンとして確立したのは、ボストンが最初だ。だが武闘派も多く、酒やクスリをやっているバンドを、暴力で強制的に排除したり、体育会系のような激しく体を動かすスポーティーなノリも、ボストンの特徴のひとつであった。

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