ニューヨーク出身のビートダウン･ハードコア･バンドの2作目のEP。Agnostic Front (アグノスティック･フロント)や、MERAUDER(メラウダー)やMADBALL(マッドボール)、ALL OUT WAR(オール･アウト･ウォー)などに影響を受けたニュースクール･ハードコアをベースに、ノイジーでメタリックなギターを加え、重く重厚に進化したサウンドを展開。
ブレイクダウンしていく曲の展開や、音の壁が迫ってくるような重厚なメタリック･ギターに、けたたましい勢いのドラムが絡み、怒声ボーカルがエキサイトしていく音の迫力。
ギャングのようなタフガイ･アティテュードを全面に掲げているバンドで、ここで歌われている内容は、死んだ仲間へのレクリエムや、残り少ない人生を有意義に生きるため汚れた世界から抜け出すこと、ネガティヴ思考に陥る自分との闘いなどについて。
まさにタフガイ･アティテュードをさながらに、やさぐれた環境の脱出や、仲間意識、修羅場との戦いなど、リアルな生活観が伝わってくる歌詞が魅力のバンドなのだ。