H8000(ベルギーハードコアシーン)について

H8000シーンの特徴といえば、ストレート・エッジにある。ここではH8000シーンがリリースしたストレートエッジのコンピレーション・アルバムを紹介したい。

 

The Good Life 『The Way It Is (European Straight Edge Hardcore Compilation)』


1996年にGood Life Recordings(グッド・ライフ・レコーディングス)から発売されたコンピレーション・アルバムで、H8000シーンのバンドたちを世界中に知ってもらうことを目的でリリースされた。ここに収録されているバンドたちは、みんなストレート・エッジで、強い信念を持っている。どのバンドもH8000シーンらしい、ミドルテンポのハードコアの轟音とメタリックなリフという、シグネチャーがある。ベルギーH8000シーンとは何か?そのフィロソフィーと理念を全世界にアピールした作品。

 

Animal Truth 『Animal Rights Benefit Sampler』


Sober Mind Records(ソバー・マインド・レコーズ)から1998年にリリースされたコンピレーション・アルバム。Animal Rights(動物の権利)を訴える慈善アルバムで、どのバンドも動物実験の真実や、動物虐待、無慈悲に殺される動物、血が滴る残虐な現場など、シリアスな内容を歌っている。1995年にスウェーデンで発売された『Straight Edge As Fuck(ストレートエッジ・アス・ファック)』、1997年にドイツからリリースされた『Mother Earth – A Straight Edge Compilation』、1995年にアメリカのEbullition Records(レベリューション・レコーズ)から発表された『XXX – Some Ideas Are Poisonous』、シーシェパードで捕鯨船の沈没を行った罪で服役した動物愛護活動家ロッド・コロナドを支援するベネフィット盤で、1995年にリリースされた『Stones to Mark a Fire』、それらのコンピレーションに匹敵する名盤

 

H8000 Hardcore The Compilation Volume One


1998年にGood Life Recordings(グッド・ライフ・レコーディングス)から発売されたコンピレーション・アルバム。H8000シーンで活躍するバンドたちを集めたコンピレーションで、Epitaph Records(エピタフ・レコーズ)の『Punk O Rama(パンク・オ・ラマ)』や、Burning Heart Records(バーニング・ハート・レコーズ)の『CHEAP SHOTS(チープ・ショッツ)』と同じく、レーベル全体を紹介する内容だ。『The Way It Is (European Straight Edge Hardcore Compilation)』ほど、明確なコンセプトがないため、H8000シーン全体の自由な雰囲気が伝わってくる。パンクからハードコア、メタルコアにデスメタルまで、H8000シーンが決してストレートエッジだけでないことを紹介したコンピレーションだ。

H8000 documentary – Anger & Distortion; 1989 – 1999 – DVD
ロード・スティーンハウト監督