Cold Mold(コールド・モールド) 『Straight Outta Cave(ストレート・アウタ・ケイヴ)』 (2024)

ブラジルはクリチバ出身のビートダウンハードコアバンドのデビューEP。ファヴェーラに住むギャング・アティテュードをもったビートダウン・ハードコア。

Bulldoze(ブルドーズ)をさらに極悪にしたようなミドル・テンポのビートダウン・ハードコアで、連続で落としていくベースのビートダウンから、ヒップ・ホップのシンガロング・ヴォーカル、ノイジーで重いギターと、パトカーのサイレント銃声がこだまするイントロが、スラムのような、銃殺される静かな暴力と緊迫感を紡ぎだしていく。ギャングがひしめくド悪さに満ちたサウンドだ。

歌詞は「苦しめよ」から「社会の脅威」「お前に借りはない」「二度撃たれた」「ストリート・ジャスティス」など、ギャングの世界のおきてを歌っている。

南米特有の極悪さがにじみ出たビートダウン・ハードコア。アメリカのバンドにはないファヴェーラ・ギャング特有の緊迫感に満ちた音の迫力はすごい。