Dag Nasty(ダグ・ナスティー) – Wig Out at Denkos(ウィグ・アウト・アット・デンコズ) (1987)
ボーカルがデイヴ・スマイリーからピーター・カートナーに代わり、メロディーに切なさが帯びた2枚目。ここではハードコアよりも、パンクやアメリカンロック的な要素が強い。カートナーのボーカルも、スマイリーのようなエネルギッシュさはなく、暗い翳りがある。サウンド自体、炭酸が抜けたようにどこか活気がない。強いてよさをあげるなら、さらに強調された湿り気のあるメロディーくらいか。そこにはやりきれない気持ちと切なさが漂っている。この後、よりハードロック化した3枚目のアルバムを発表して解散するわけだが、この時点ではまだパンクだ。