Fall Out Boy(フォール・アウト・ボーイ) – FOLIE a DEUX(FOB狂奏曲) (2008)
前作のリズム中心のサウンドをさらに推し進めた5作目。ダンスミュージックやデジタルサウンドからの影響がさらに強くなり、メロディーやスピード感はさらに後退してしまった。今回はエルヴィス・コステロやパニック・アット・ザ・ディスコのブレンドリン・ウーリー、ブロンディーのデボラ・ハリーGIMクラスヒーローのファレル・ウィリアムスなどが参加。彼らの影響がR&B、クラッシクやデジタル音やビートルズやクラシックなどという形で随所に見られる。どこかノスタルジックで、豪華な仕上がった。とはいっても独特のコーラスワークは失われておらず、前作よりもフィジカルで、ノリのいいロックサウンドだ。薄暗いムードだった前作と比べると、、朝の日差しが立ち込めるような明るさがアルバムを支配し、それが心地よい。もはやインディー時代の初期衝動やハードコアへのリスペクトは失われてしまったが、これはこれでいい曲を書けているし、いろんなことにチャレンジした意欲作だ。