Walter Schreifels(ウォルターシュレイフェルズ) – The Dogs of Hope(ザ・ドッグス・オブ・ホープ) (2025)

アラバマ州ウェドウィーにある殺処分ゼロの動物保護施設、ランドルフ郡動物保護施設への寄付を目的としたチャリティコンピレーション。

公的資金や支援を一切受けずに運営されながらも、殺処分ゼロを実現し、これまで何千匹もの動物を救ってきた施設を支援するために、Snapcase(スナップケース)が復活。そのほかにもKillswitch Engage(キルスイッチ・エンゲージ)から、Quicksand(クイックサンド)のWalter Schreifels(ウォルター・シュライフェルス)、Orange 9mm(オレンジ・9ミリメーター)、Death Ray Vision(デス・レイ・ヴィジョン)、Taken(テイクン)、Deadguy(デッドガイ)など、豪華なメンバーがコンピに参加。

多くの楽曲はこのプロジェクトのために特別に制作。全14曲のうち13曲は本作限定の未発表曲で、1曲は日本でのみ発売されていた。

1曲目の「Pigs On The Wing(ピッグス・オン・ザ・ウィング)」は、Walter Schreifels(ウォルター・シュライフェルス)によるPink Floyd(ピンク・フロイド)のアコースティック・バージョンのカバー。「私が気にかけていることを知っているよね?」「愚か者なら誰でも犬には家が必要なことを知っている」と歌い、飼い主が見つかることを心配する犬への思いやりを歌っている。

4曲目の「Back To Square One(バック・トゥ・スクエア・ワン)」は、Snapcase(スナップケース)が、地元バッファローでハードコアの先駆者と称されたZero Tolerance(ゼロ・トレランス)というバンドのカバー。彼らが活動していなければ、Snapcase(スナップケース)は存在していなかったと語るように、リスペクトの気持ちが込められた演奏となっている。

そして11曲目の「Abattoir(屠殺場)」は、Drought(ドラウト)の楽曲で、保健所で殺処分される動物たちの残酷で生々しくも、痛々しい心情を描き出している。

メタルコアからオルタナティヴ・メタル、ポストハードコアまで幅広いスタイルを収録。どのバンドもギターフレーズにこだわり、90年代東海岸ハードコアの香りを漂わせるサウンドに仕上げっている。懐かしさと優しさ、そして思いやりに満ちた感情がこみあげてくる作品なのだ。