Nothing Gold Can Stay New Found Glory Drive-Thru 1999-11-02 |
99年発売のデビュー作。ここでは、録音状態も悪く、どこにでもいそうなメロディックパンクバンドという印象を受ける。ジョーダンの美声も生かされていない。ギターのチャドは、このころまだ叙情ハードコアバンド、シャイ・ハルードのボーカルであったし、あくまでもサイドプロジェクトの意味合いが強かったのだろう。ドラムやギターの使い方からは、アメリカンハードコアや初期パンクからの影響を感じる。この後ブリンク182の後継者として、第二世代のメロディックパンク代表するバンドに成長を遂げていくわけだが、この作品でも断片的に、彼ら特有のパーティー気分の楽しさは窺える。メタルからの影響が強かったブリンク182とは、ルーツが違うから、彼らは成功したのだろう。