ステックス・アンド・ストーンズ(2ケ月限定価格盤) ニュー・ファウンド・グローリー ユニバーサル インターナショナル 2002-06-07 |
おそらく一番売れたのではないかと思われる最高傑作の3作目。ハードコアの影響が強く、激しかったギターがまろやかになり、さらにメロディックになった。アメリカンポップスの要素がさらに強くなり、より楽しさが倍増している。全作品中、一番ポップで、ノリのいい作品で、前作の路線をさらに深化させた。メロディックパンク特有の、楽しくはしゃぎたくなるような激しさで、全曲駆け抜けている。前作よりも楽しさやわくわく感が、さらに増強している。歌詞は前作と同じく恋愛のことばかり。彼女に振り回され、フラれても、つぎの恋に希望を持つ前向きさがいい。極上にキャッチーなメロディーと底抜けの楽しさ尋常ではない。ごく普通の若者をパンクに取り込み、パンクシーンの大衆化を決定付けた一枚。