元Rival Schools(ライバル・スクールズ)のボーカリストで、QUICKSAND(クイックサンド)やGORILLA BISCUITS(ゴリラ・ビスケッツ)のギタリストでも知られるWALTER SCHREIFELS(ウォルターシュレイフェルズ)の09年に発表された初のソロEP。6曲すべてアコースティックナンバーで、そのうち5曲はカバー曲だ。内容も元ゴリラ・ビツケッツのボーカルCIVからアグノスティック・フロント、ゴリラビスケッツ、クイックサンドなど、往年のNYハードコアや自身の過去バンドのカヴァーしている。ハードコアをカヴァーしているからといって、ここには激しさや攻撃性はない。あるのはアコースティック特有の牧歌的な雰囲気だ。あくまでも遊びや趣味的な要素の強い作品だが、ウォルターの歌声の魅力が詰まっている作品ともいえる。