Still In Love(スティル・イン・ラブ) – Recovery Language(リカバリー・ランゲージ) (2025)
イギリスはロンドン出身のメロディック・ハードコア・バンドのデビュー作。Dead Swans(デッド・スワンズ)、Throats(スローツ)、Brutality Will Prevail(ブルータリティ・ウィル・プリヴェイル)、Last Witness(ラスト・ウィトネス)、Bring Me The Horizon(ブリング・ミー・ザ・ホライズン)のメンバーによって結成され、エモーショナルハードコアよりのサウンドで、Cursed(カーステッド)やBlacklisted(ブラックリステッド)、Have Heart(ハヴ・ハート)などのバンドからの影響を色濃く感じる。
嘆きと絶望を絶叫するヴォーカル、性急に突き進むドラム、そして容赦なく叩きつけられるブラストビート。 なにより秀逸なのは、水底の深い深淵を思わせる叙情的なメロディーだ。 そのメロディーは、どこか悲しく憂鬱さが漂っている。透明で美しい旋律と、激しい絶叫とのコントラストには、繊細で脆い心の傷が激しく叫びを上げているような、深い悲しみが宿っている。
『言語回復』というタイトルと歌詞からは「真実を語る」「緊張の衝動」「今後の状況」など、失恋のつらい気持ちを歌っているような内容を感じる。
叙情的な美しさと荒れた激しさがスパークする新しいスタイルメロディック・ハードコア。アメリカのバンドではありえないヨーロッパ的な美しいメロディーが心にしみる作品。