Devil CHIODOS TRIPLE VISION entertainment 2014-05-13 |
14年に発表された4作目。じつに4年ぶりとなる作品。これがすばらしい作品に仕上がっている。今作を発表する2年前の12年3月27日にボーカルのボルマーとドラムのウェインが脱退した。そしてオリジナルメンバーであったギタリストのジェイソン・ヘオルも脱退。普通、メンバーの脱退とは、最悪な出来事のひとつだ。だがチオドスの場合、それがいい方向に進んだ。
直後の4月に、前ボーカルであるクレイグが正式に復帰。グレイグが誘う形で5月にこれまた前ドラムのデリックも復帰した。彼らが復帰した理由は、おそらく確執があったメンバーの脱退が大きく関係しているのだろう。それと新メンバーで活動したチオドスがうまく軌道に乗ることができなかったから、バンドの中心メンバーであるブラッドリー・ベルが彼らの復帰を望んだのだろう。そして新ギタリストの元フォール・オブ・テロリーのトーマス・エラクを迎えた。