———今作ではノイズ度がさらに増し、前作以上にパワーアップしています。素晴らしい作品に仕上がっています。どんなことを意識してアルバムを制作しましたか?
Zyklon-T(ザイクロン-T):そうだね。今回は4トラック・カセット・コンソールでの、冷たく下品な地下室で、レコーディングしなかったことがよかった。MIDNIGHT(ミッドナイト)のAthenar(アテナー)とVanik(ヴァニク司令官)は、一緒にツアーを行ったあと、クリーブランドのVanik(ヴァニク司令官)のスタジオでアルバム制作できるかどうか尋ねたんだ。MIDNIGHT(ミッドナイト)の連中はいつもいい奴らで、彼らが俺たちの演りたいサウンドをキャプチャする方法を、正確に理解している。さっきも言ったように、俺たちのレコーディングのほとんどは、アナログ・カセット4トラックで行われていた。音に制限があった。『Sex With Dead Body(死体と性交)』では、以前できなかったいくつかのサイケデリックな要素を詰め込んだ。レコーディング中は全員がかなり石に(ミキシングボードの後ろにいるVanik(ヴァニク司令官)さえ)なっていた。あまり集中しすぎたとは思わなかったが、いつしか壁を揺さぶっていた。
———今作は、ホラー映画のようなイントロのNaked Came The Strangler(絞殺者が裸で来た)から始まり、スラッシュ・メタルなギターやブラスト・ビートをブレンドしたSkitzoid(スキツォイド) 、スローテンポからスピードが上がりカオスと化していくDivinating Death(占いの死)、ハイスピードのSplatter Master(スプラッター・マスター)、ホラー映画のようなアウトロのRelgnarts Eht Emac Dekanで終わります。まるで映画の物語のような構成です。SHITFUCKER(シットファッカー)の最高傑作です。サウンドのコンセプトを教えてください。
Zyklon-T(ザイクロン-T): そう。まさにオーディオ・ホラー映画と呼ぶべき作品であることを、人々は理解してほしい。ホラー映画のような幻想と衝撃的な恐怖は、観る人によって解釈が変わるから、聴く人に言葉通りとられることを意図していない。でも真実の側面を反映している内容であることに間違いはない。俺たちが演じたSFキャラクター恰好は、本当の自分の側面を表している。これが俺たちの本当の姿だ。ちょっと限界に追い込まれまれたけどな。アルバム全体の曲の配置は意図的に映画のような流れを実行している。アルバム・ジャケットの写真では、Daemonbitch(デーモンビッチ)が俺とStyx(“サイコ”スティク・チズラー)手で惨殺されているけど、その物語もアルバムを通してたどることができる内容だ。コンセプト・アルバムではないけど、歌詞の多くは殺人と悪魔の復讐のずる賢い物語について語っている。歌詞がアルバムの写真で語られた物語の空白のいくつかを埋めることができる。タブーポスターをマスターしながら、想像力を駆使してほしい!“Sex Dungeon(セックスダンジョン)”と“Black Mold(ブラックモールド)”の動画を見れば、私たちの映画の旅についてもっと知ることができる。ぜひ動画を見てほしい。
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———今作のアルバム・タイトルは『Sex With Dead Body(死体と性交)』です。どんな意味でタイトルを付けたのですか?
Zyklon-T(ザイクロン-T):ネクロフィリア(死姦)! 後悔はない。死体をねじ込むぜ! はっはっはっ。しかしそれはこの世にいない、誰かに恋をしている意味も含まれているんだ。たとえば死んでしまった恋人の亡骸を愛しているように。彼女はこの世を去ったが、あなたはまだ想い続けている。それは最も基本的な意味での生と死の概念なんだ。 誰かのことわざで、「伝説が生まれるには、人は死ぬ必要がある!」といった言葉があったな。ともかく『Sex With Dead Body(死体と性交)』というタイトルは、MOBS(モブス)の「Dead People Have Sex(死んだ人はセックスをする)」を聴いているときに思いついた。 前作の『Sucks Cocks In Hell(地獄で雄鶏を吸う)』というタイトルを模倣するために、Sという文字で始まる4ワードのタイトルが欲しかった。このタイトルは、アルバムのアートワークのテーマだけでなく、俺たちが持っていた新しい曲にも完璧に機能した言葉だった。
———前作の『Sucks Cocks In Hell(地獄で雄鶏を吸う)』は、ナチズムのようなジャケットで、“Demonic Rock(悪魔のロック)”や“I Am Of The Devil(私は悪魔です)”など、悪魔崇拝の内容が目立ちました。今作では、“Stab The Head(頭を刺す)”や”Ricky’s Dead(リッキーは死んだ)” 、Splatter Master(スプラッターマスター)という猟奇殺人的な内容が目立ちます。歌詞のコンセプトについて教えてください。
Zyklon-T(ザイクロン-T): たしかにこのアルバムには、暴力的な殺人についての曲がたくさんある。しかしほとんどの物語には、何かしらのオカルト、または超自然的な要素がある。たとえば”Ricky’s Dead(リッキーは死んだ)”では、酸とメスカリンを販売し、サタンを崇拝したニューヨーク出身の17歳のリッキー・カッソについて歌った。近所の子供たちは彼を「アシッドキング」と呼んだ。ある夜、リッキーと何人かの友人が森の中で火事を起こした。リッキーは森に来るためゲイリーという名前のこの子供をだまし、金を盗んだ。それからリッキーはゲイリーを刺し殺し、死ぬ前に悪魔に誓った。リッキーが殺人で逮捕されたとき、彼はAC/DCシャツを着ていた。リッキーはその夜遅くに刑務所の独房に首を吊った。
“Stab The Head(頭を刺す)”は、私たちの身の回りで起こった奇妙な出来事に関する話。長年のハロウィーンの夜に起こった出来事についてのもの。それは何人かの人々が順番に人間の頭の彫像を刺す儀式をしていた。
“Leather Lady Lover(革ジャンを着た恋人)”は、長年にわたってワイルドな女性と経験した、バーとその後のホテルまで行った遊びのこと。時々うろついているエッチな女性は男性の相手より危険だぜって、こと。
この怪しげで恐ろしいアンダーグランドな世界は、セックスと死が交錯するShitfucker(シットファッカー)が永遠に存在する場所なんだ!しかし俺たちはShitfucker(シットファッカー)のSFファンに、ダークファンタジーを提供している。 Shitfucker(シットファッカー)ファンはワイルドで手つかずだ!予想外の反応をしてくれるファンたちは、大好きだ!多くの人々が価値観の合わない世界で、暗い出来事が起きている。
———悪魔崇拝にナチズムと血と暴力、あらゆる邪悪な要素を詰め込んでおります。バンドで表現したいことは何ですか?
Zyklon-T(ザイクロン-T): 悪魔崇拝と血と暴力。バンドで表現したいことはそれで終わり!ドラッグとアルコールの乱用。それがクールなバンドを構成するものだ。メタル・パンクがワイルドで自由で、限界と限界の幅を押し広げるジャンルであることを証明したい。誰のまねもするな!お前が作りたいクソアートを作れ!それが俺たちのすべてだ。誤解されたくないから言うけど、俺たちはナチを信望しているバンドではない。ファック・ナチズムだ。それに俺たちは人種差別的なバンドでもない。俺たちのイラストは、ナチスのロゴへの風刺だ。アメリカのパンクバンドFEAR(フィアー)が「More Beer(もっとビールを)」というアルバムで、ナチス風のイメージを使用したのと同じように。ほとんどの人は『Sucks Cocks In Hell(地獄で雄鶏を吸う)』のアルバム・カバーを見て理解するだろうと思っていたが、一部にはプロナチのイメージだと思われていた。俺たちナチだと思われているのは、馬鹿げてる。実際にはShitfucker(シットファッカー)のSとFの交差した文字だ。正しいシンボルの名前は「Shiswastifa」だ。