10年発表の7曲入りEP。録音状態がよくなったためか、前作と比べると、妙に落ち着いた印象を受ける。軽快なメロディーと、リズムに重点を置き、スローテンポになった。
今作ではヴァラエティーに富んだ作品に仕上がっている。ファンクギターを強調した1曲目のシルヴァーから、レゲェー調のTunnn、Armoはハードコアと、いろんなジャンルに手を出している。
特筆すべきは、パンジャブ語で歌われているMaanji。アラブ特有の歌い回しとメロディーで、妖しげなムードと、アラブ特有の勇ましさと誇りを放っている。迫力こそなくなってしまったが、けだるさの入り混じったアラブ独特の攻撃性は健在。メロディーは独特で、いい作品。