バージニア州出身のオールド・スクールハードコア・バンドの、19年二発売されたEPに続く1枚目のフルアルバム。
そのサウンドはMINOR THREAT(マイナー・スレット)からの影響が強いスピーディーであっという間に終わるオールドスクールなハードコア。そこにYOUTH OF TODAY(ユース・オブ・トゥディ)のストップ&ゴーや、ギターソロ、Deathreat(デストリート)やLifes Blood(ライフズ・ブラッド)などの影響とテクニカルなギターを加え、独自に進化した。
歌詞は<自由になろう>や<きれいな白紙な状態>など、自分の内面について歌っている。そこには自分が縛られていたものからの解放や、人生で純真無垢だった時代を思い出しフレッシュな気持ちと初期衝動をもって、世の中と戦っていこうとする気迫がある。
怒りと気迫に満ちた衝動的なハードコア。MINOR THREAT(マイナー・スレット)に技巧的なギターを加えたサウンドだが、80年代ハードコアの新しいスタイルを提示したバンドなのだ。