バージニア州リッチモンド出身のノイズ系ハードコア・バンドの2作目のシングル。Trash Talk(トラッシュ・トーク)やNAILS (ネイルズ)のようなノイズまみれのハードコアで、パワーバイオレンスやハードコアを究極に突き詰めたサウンドを展開している。
前作は曲全体にかなりのリバーブがかかっていたが、今作ではギターの激しさを前面に出したサウンドに変貌している。狂ったスピードのドラムと躁病のようにうるさく荒々しいノイジーなギター、リバーブのかかった叫び声のボーカルが印象的で、スウェーデン・ハードコアからの影響が強く、混沌とノイジーな荒々しさにみちたハードコアを展開している。
歌詞はクソ卑怯者やむしろバカになりなさいなど、罵詈雑言を並べた内容が多い。そこにはまるで頭のおかしくなった狂犬のような狂ったエナジーに満ちている。スウェーデン・ハードコアとNAILS (ネイルズ)のノイズ系ハードコアを融合したサウンド。古きよきものと新しさを融合した彼らならではの個性があり、尋常ではない激しさがそこにはある。